プログラミングはSTEAM教育における1つの重要な項目で、小・中・高等学校問わず、プログラミングを活用したSTEAM教育をおこなっている教育機関も増えてきています。今後の時代において、複雑化するさまざまな問題を自分自身の力で解決するために重要な役目を果たす思考方法であるとして、厚生労働省が幼少期よりプログラミング及びプログラミング思考を育むことを推奨しています。 

「プログラミング」について、コードを書く（プログラミングの知識およびスキル）といったイメージを持たれるかもしれませんが、プログラミング教育の主たる目的は「プログラミングの知識およびスキル」を学ぶことではなく、「プログラミング思考※１」を身に付け、問題を見つけ、解決する能力を養うことです。 

児童デイサービス クレセントでは、幼児～小学生を対象にしてLEGOブロックを用いた「LEGOプログラミング」と、中学生～高校生を対象にしてscratch（スクラッチ、プログラミングwebアプリ）を利用した「scratchプログラミング」をご用意し、個々の習熟度に合わせたプログラミング学習ができる環境を整えております。 

「LEGOプログラミング」は、LEGOブロックという親やすさから、お子さまの好奇心が刺激されることで参加しやすく、ワクワクと何度でも挑戦したくなるプログラムです。「scratchプログラミング」は、子供向けプログラミングサイトを利用して、直感的な操作でキャラクターを計画通り動かすプログラムを組んでいきます。これらのプログラムを通して、お子さま自身の成功体験からうまれる深い達成感が、次の何かに挑戦する意欲へとつなげていきます。 

※１ プログラミング思考の定義 
「自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組合せが必要であり、一つ一つの動きに対応した記号を、どのように組み合わせたらいいのか、記号の組合せをどのように改善していけば、より意図した活動に近づくのか、といったことを論理的に考えていく力」 

参考：文部科学省『小学校段階におけるプログラミング教育の在り方について（議論の取りまとめ）』